40代。「このままでいいのか?」という問いが頭から離れない
- 毎朝、起きるのがつらい
- 仕事に行きたくない
- 何のために働いているのか分からない
- このまま年を取るだけの人生に思えて怖くなる
こんなふうに感じていませんか?
かつての私も、まったく同じ状態でした。 そして、ある“たったひとつの行動”をきっかけに、少しずつ人生が動き始めたのです。
それは、嫌なことから撤退する勇気を持ったこと。
- お金のためだけに働くことの苦しさ
- 一人の時間に気づかされたこと
- 現実から抜け出そうと必死にもがいた経験
- 見えてきた大事なこと
「お金のためだけ」の働き方は、いつか心を壊す
毎日、疲れきって帰宅しては、シャワーを浴びて眠るだけの生活。
朝の第一声は「あ〜仕事行きたくない」。
給料を計算しても、未来の可能性が見えない。
「なんのために生きてるんだろう」
「でも、他に何ができるわけでもないし」
そんな気持ちを抱えながら、惰性で過ごす毎日でした。
あなたがこの状況ならどんな選択をしますか?
脱出を試みた「プログラミング」との出会い
そんな中、目にしたのが「プログラミングを学べば人生が変わる」という言葉。
疑いつつも興味を持ち、複数のプログラミングスクールを比較した末に、テックアカデミーというプログラミングスクールを受講しました。
ところが、転職サポートは35歳未満が対象。
「やっぱり年齢って厳しいんだな」と痛感。
それでも諦めきれず、独学で学習を続け、簡単なアプリを公開できるまでに成長。
さらにステップアップするために、きついけど力がつくと評判のRUNTEQを受講。
しかし、ここでもやはり転職サポートは35歳未満まで。
悔しい思いを抱えながらも、やりがいのない日々から抜け出したく必死で学習を続けなんとか卒業まで漕ぎつけました。
アプリ開発を達成して生まれた『空虚感』
「自分でアプリを企画して、環境を作り、公開までできるようになる」
ことが目標だったわたしは、RUNTEQ卒業後に2つのアプリをリリースしました。
でも、不思議と喜びはなく、むしろこう思ったのです。
「もう、これ以上望むことがないかもしれない」
そこからは忙しさもあって、徐々にプログラミングからも離れていきました。
職場ストレスと人間関係の限界。ついにうつ病を発症
その後、職場で新規事業の立ち上げに関わることになり、心身ともに限界へ。
怒鳴り散らす取引先、関係各所からくる要望と調整。
自分の感情で取引を無くすわけにもいかないと思いつつも本音は
「関わりたくない。なんでこんなことやってんだろ。」
でした。
徐々にロキソニンを飲んでも頭痛が引かなくなり、上下の視野が黒く闇がかったような状態になり、あきらめて精神科を受診。
「うつ病」と診断されることは予想していました。
かっこ悪いし、それどころじゃないので避けていたけど、頭痛に耐え切れず受診を決めました。
それからは寝て起きるだけの日々。時間ができたらプログラミングをもう少しやろうなんて思ってたのに起きてぼーっとして、また寝る。寝すぎで頭や背中、腰が痛くなって起きて、ロキソニンを飲んで効いてきたらまた寝る。という生活に入ります。
一人の時間が教えてくれた、関わらない幸せの大きさ
何もやる気が起きず、ただぼーっと過ごす日々。
でもそこで気づいたのです。
誰とも関わらない時間が驚くほど快適だということに。
自分にとって必要なのは「無理に誰かと合わせること」ではなく
「安心して過ごせる空間」だったと気づきました。
社会の理想像ではなく、自分の心に正直に生きる
40代ともなれば、結婚して子どもがいて…という社会のイメージがあります。
でも、どうにも想像ができない。
やっぱりどこか一人でいるほうが落ち着く。たまに会って飲み交わすくらいの関係が自分には心地いい。
無理に理想像に合わせる必要なんてない。そう思えるようになりました。
「嫌なことから離れる」だけで、人生は動き始める
うつ病、燃え尽き、将来への不安…
そんな中で少しずつ見えてきた希望があります。
- 関わりたくない人が近くにいることが人生において最大のリスク
- 「逃げること」は悪じゃない
- 社会の理想像から降り、自分のリズムで生きる
そして、学んだ経験をブログに書き始めました。
おもしろいコンテンツを作るという新しい目標ができ、再び前に進む気力が湧いてきました。
毎日当たり前にこなしていると嫌なことだと感じていても耐えようとしてしまう。
離れてみてはじめて「関わらない幸せ」を噛みしめました。
嫌だと感じているなら他の道を探すことをおすすめします。
まとめ:嫌なことに気づいたら、勇気を持って撤退しよう
40代で「生きる意味」がわからなくなるのは、あなただけじゃありません。
もし今、何かに違和感を感じているなら、無理をせず撤退する準備を始めてください。
大切なのは「気づいたときに、無理せずやめる勇気を持つこと」です。
- 自分を守るために嫌なことからは撤退する
- 一人の時間を大切にして、自分を癒す
- 社会の理想像から降り、自分のリズムで生きる
そうすることで、生きる意味は少しずつ見えてきます。
あなたが今つらいなら、まずは一歩引いて、自分の本音を大事にしてみてください。
当時私が参考にしてた本のリンクを貼っておくので良かったら見てみてください。
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本記事で登場したプログラミングスクールの公式サイト
TechAcademy [テックアカデミー]