「もう無理かも…」と感じている方にむけて私が挫折を乗り越えた方法を4つ紹介します。
- 記事通りにやっても動かない
- 調べても専門用語ばかりで何を言ってるのかかわからない
- 何を試してもうまくいかない
- 環境構築だけで３か月かかった
- 何も進まない日が2か月以上続いた
- やっと完成したアプリが公開できない
✅この記事でわかること
- 初心者が挫折しやすい4つのシーンと対処法
- 挫折をのりこえるための考え方
- おすすめのプログラミングスクール
- できないことが普通
- 他人と比べることの無意味さ
- 時間はかかって当然
- 今すごい人は過去に積み上げているからすごいのであって最初からすごかったわけではない
- 諦めなければなんとかなる(結局ここが一番)
プログラミング初心者が挫折する4つの原因
挫折原因①：環境構築ができない
まさに最初の難関！簡単そうに見えて実はとても難しい環境構築
「なになに。アプリを作るには環境を作る必要がある…ふーん..まあやってみよか」
「なんか記事ないかな」
「….」
「何言ってるか全然わからない…」
「まあいいや。とりあえず記事通りやってみよ」
「あれっ。そんなふうにならないじゃん」
「いや。これ無理だわ…」
分からないながらもひたすら調べ続けました。当時は公式ドキュメントに苦手意識があり、QiitaやZennなどの記事やYouTube・Udemyなどで情報を探していました。
あまりにも何も進展しない日が続くのでその日できた小さなことをノートに書いて無理やり進んでいる感を出していました。画像に環境構築できたと書いてありますが勘違いでした。(2021年・初めての環境構築の記録です)
徐々に理解できることが増えていき、自分なりの仮説を立てられるようになり一つづつ試すこと３か月。ようやくすべての仮説が当たり環境構築が完了しました。
今はchatGPTなどのAIもあるので疑問に思ったことはどんどん聞くといいと思います。
例 : 「あなたはプロのエンジニアです。以下のように実行したのですが〇〇となりうまくいきません。どこに原因があると思いますか？」など。
※ただAIの回答は間違っていることもあるので必ず裏取りをして自分の頭で理解するようにしましょう。
理解しないまま「できたからいいや」で済ませてしまうと力にならず再度同じ問題に躓いてしまいます。
私のほうでも環境構築のチュートリアル記事を作成しましたので環境構築に詰まった際は、参考にしてください。
挫折原因②：エラーが読めない・解決できない
とりあえずエラーをコピペしてググり、記事で出てきたコードをコピペして試すも解決せず、どこに何をコピペしたかもわからなくなり収集がつかなくなりました。
アプリごと削除し最初から作り直しました。その後はエラーが出たらまずはエラーの意味を把握し原因と対処法の仮説を立てるようにしました。徐々に仮説の精度が上がっていきエラー解決にかかる時間が短くなっていきました。もちろん時間のかかるものもありますが「どうしようもない」と思うことは今のところ発生していません。
まずはエラーと向き合ってください。エラーが表示された瞬間イラっとしますし、「エラーは原因を教えてくれている」とか言われてもやっぱり腹立つし。
でもエラーの意味を把握して原因と対処法の仮説精度を上げていく以外に方法がないと思うんですよね。仮説を立てて解決していくことを繰り返すうちに仮説を立てるスピード・精度ともに上がっていきます。エラーが出た瞬間にイラっとするのは多分どこまで行っても逃れられないものだと私は思います。
過去に私が受講していたプログラミングスクールの講師の方もエラーが出るとイライラするとおっしゃっていたので多分どこまで行ってもイライラするものだと思います。
挫折原因③：何も進まない日が続く
環境構築に3か月。そのうち２か月以上何も進まない日々が続きました。
仮説を立て実行すると動作しなくなり最初からやり直す日々
本当につらかったです。
仮説を立て、実行すると動作しなくなる。絶望し布団に入り
「うわー。動かんかー」
「だめだ。もう打ち手が思いつかん..」
「さすがにもう無理かな…」
「だけど絶対形にはしたいし…（作ろうとしているアプリ）」
「やるか」
再び仮説を立て実行する
を繰り返していく中で「バージョンを変えたら動作するかも」という仮説が当たり乗り越えました。
VSCodeとmySQLのバージョンが原因でした。
精神論で申し訳ないのですが諦めず続けること。これに尽きます。
絶望する → 新しい仮説を立てる → 実行する
を繰り返してください。
誰かに聞ける環境にいるなら、「何をしてどうなっているのか」をしっかりまとめて助けを求めてください。
一人でもんもんと悩むよりずっと解決が早いですから。
精神的にも楽になりますし。
「何も進まない」という重圧が半分になる感じがします。
挫折原因④：完成したアプリを公開できない
- アプリが完成しデプロイ(インターネット上に公開すること)し安堵。アプリにアクセスすると下記画像のように表示されていました。
- データベースのURLはexternal URLを指定するものだと思い込んでおり何日も溶かしました。
- まず本番環境でもエラー文が表示されるように設定を変更しました。(デフォルトでは下記の画像が表示されエラー文が表示されないため)、その後エラー文に対し「仮説→実行」を繰り返すことで解決しました。
- ダメ元でinternal URLを指定してみるとそれが正解。その後本当にそれが正解なのか調べました。
データベースのマイグレーションはしましたか？CSSやJavaScriptのコンパイルはうまくいっていますか？画像や音声ファイルは適切な場所に保存していますか？
意外にやらかすので確認してみてください。
次に本番環境でもエラー文が表示される設定に変更しましょう。
その後は「仮説→実行」を繰り返し原因を見つけてください。
挫折を乗り越える考え方 | これだけは知っておこう
他人と比較することの無意味さ
「同時期に始めたのになんでこの人こんなにできるの？それに比べて私は…」と思うことが少なくないですが、その人たちは例外なく過去に経験を積んでいます。
あなたに足りないのは経験だけです。
よく言われていることですが過去の自分よりちょっとでもできるようになっていればそれでOK!
できるようになっていなくても続けていればそれでOK!
気楽にいきましょう😄
「時間効率」は捨てる
短時間でこなそうなんて思っていたらそれは考えが甘いです。
いきなり短時間で効率よくやるなんてそもそも無理です。
プログラミングは、間違え、うまくいかず挫折しながら学ぶものです。
大事なのは短時間でこなすことではなく、短時間でこなせるようになるための力をつけること。
ひとつひとつ丁寧に、仮説→実行→修正のサイクルを回すことで、少しずつ力がついていきます。その時出せる答えを自分なりに出すくせをつけましょう。
諦めたら未来は変わらない
ちょっときつい言い方ですが「諦めたら今と同じ場所にとどまる」という結果が残るだけです。
未来を変えたくてプログラミングを学んでいる方が大半だと思います。
まだ未来を追うのか。諦めて現状にとどまるのか。それとも違う未来を追うのか。
こことしっかり向き合ってください。
プログラミングだけが人生じゃないし、他の道を追うのも全然あり。ただ現状に不満があって学習を始めたのなら現状にとどまるという選択はあんまりしてほしくないかな。
一時的にとどまるのはありだけど、多分また割り切れなくなると思うんですよね。
ここはしっかり向き合ってください。
まとめ | 挫折しながら学ぼう
「うまくいかない・自分には向いていない・もう無理」
という気持ちを一度も抱かずに学習をやり遂げた人っていないと思うんですよね。
大事なのは投げ出さないことであり、自分がどうなりたくて学習しているかをきちんと認識していること。
なりたい未来にプログラミングが必要なら続けるべきだし、そうじゃないならなりたい未来に必要な学習をするべきです。
なりたい未来を設定したら、後は投げ出さない。
これだけで未来は変えられます。頑張っていきましょう。
おすすめのプログラミングスクール
「もう独学しんどいわ..」
という方には２つのプログラミングスクールをおすすめします。どちらも私が実際に受講してよかったと思っているスクールです。
多少きつくてもいいからとにかく実戦で使える力をつけたいという方・なにがなんでもエンジニアになりたいんだという方には
いやきついのはちょっと。自分のペースで選択した範囲だけ学習したいという方には
TechAcademy [テックアカデミー]
をおすすめします。
両者の違いをざっくり説明すると
RUNTEQはプログラミングに必要な技術やマインドを9か月間で網羅的に学ぶ(基本的に期間の延長はできない)
テックアカデミーは選択した範囲を自分で学習期間を設定して学ぶ
といった違いがあります。
個人的には学習時間が十分確保できて本気で学びたいたいならRUNTEQ
あんまり自信ないし、学習期間は自分で決めたいなって方はテックアカデミーって感じですかね。
体験談記事も作成しておりますので参考にしてみてください
それでは、おたがい頑張りましょうね。
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