【犬を飼う7つのデメリット】後悔しないために知っておくべき現実

1 year old and 17 year old
目次

はじめに : 犬を飼う前に「最期」まで想像できていますか?

「犬を飼いたい」「癒されたい」「家族として迎えたい」
その気持ちはとても素敵なことです。

ですが、犬を飼うということは、必ず“別れ”と向き合う日が来るという現実を意味します。
私の実家にはもうすぐ、18歳になる老犬がいます。元気だった頃が嘘のように、今では毎日の介護と病院通い。

この記事では、犬を飼うことで直面する7つのデメリットと、飼う前に知っておいてほしい覚悟について、実体験をもとにお伝えします。

✔️この記事でわかること

  • 犬も老いていく。見た目も、行動も、別犬のように変わる
  • 治療や手術が「できなくなる」日が来る
  • 医療費が高額になる(月3〜8万円)
  • 犬は「痛い」と言えない。苦しみを見守るしかない
  • 精神的にきつい。弱っていく姿を毎日見る苦しさ
  • 生活が制限される(旅行・外出・急な用事)
  • 別れがくる。それは避けられない現実
  • それでも、あなたは犬を飼いますか?

犬を飼う7つのデメリット【避けられない真実】

1. 犬も老いていく。見た目も、行動も、別犬のように変わる

Dog at age 3
3歳の頃

元気に走り回っていた子犬も、年を重ねれば徐々に体が衰えていきます。
現在、私の愛犬はほとんど目も見えず、耳も聞こえません。毛は抜け落ち、体重はピーク時の半分ほどに。

✔️ かつての可愛らしい姿は保てません。
現実と理想のギャップに、戸惑う方も多いはずです。

2. 治療や手術が「できなくなる」日が来る

Dog at age 17
8歳の頃

2015年、8歳の時に悪性腫瘍(ガン)が見つかり手術で取り除きました。この時はまだ若かったため麻酔を打つこともでき再発することもなく無事に完了しました。

しかし現在は高齢で体力がないため、たとえ病気を発見しても麻酔のリスクが高く、手術ができない状況です。
口の化膿や腫れがあっても「手術すると命に関わる」との判断で、治療そのものが選べない状況です。

3. 医療費が高額になる(月3〜8万円)

老犬になると、通院の頻度が上がり、薬代・検査代・注射代などがかさみます。
現在は、毎月3万〜8万円ほどの治療費がかかっています。

✔️ ペット保険に入っていなければ、かなりの経済的負担になります。

4. 犬は「痛い」と言えない。苦しみを見守るしかない

動物は不調を口に出せません。
痛みがあるのか、しんどいのか、改善しているのか..分からない不安と無力感に何度も襲われます。

見ていて「かわいそう」でも、してあげられることが少なく、飼い主としての心も削られていきます。

5. 精神的にきつい。弱っていく姿を毎日見る苦しさ

Resting dog

徐々に歩けなくなり、トイレも失敗し、食欲も落ちていく。
大切な家族の“最期に近づく姿”を、毎日見つめることは想像以上に精神的に堪えます。

✔️ 「いつか来る日」だと分かっていても、心はついていきません。

6. 生活が制限される(旅行・外出・急な用事)

特に高齢になると、目が離せない時間が増えます
留守番が難しくなり、泊まりの旅行や急な外出が難しくなります。

飼い主のライフスタイルも、確実に制限されていきます。

7. 別れがくる。それは避けられない現実

どれだけ大切にしても、いつか必ず最期の日がやってきます。
「もっとこうしてあげればよかった」
「本当に幸せだったのだろうか」

そんな後悔と向き合う日が、必ずやってきます。

まとめ : 【犬を飼う7つのデメリット】後悔しないために知っておくべき現実

  • 犬も老いて姿が変わる
  • 治療ができないほど弱る
  • 医療費が高額になる
  • 痛みを伝えられない
  • 精神的にきつい
  • 生活が制限される
  • そして、別れが来る

さいごに : あなたはそれでも犬を飼いますか?

ここまで読んで、少しでも「不安」や「覚悟のなさ」を感じた方は、もう一度考えてみてください。犬を飼うことは素晴らしいことです。
ですが同時に、責任・時間・お金・心の準備が必要な行為でもあります。

✔️ 可愛いだけでは続かない
✔️ 一時の感情では乗り越えられない
✔️ 最期まで看取る覚悟が必要

痛そうなのになにもしてやれない。そんな日がやってきます。それでも動物を飼う選択をするのならどうか最後まで愛情をもって優しく大切に接してあげてください。

🦴 老犬との暮らしを支える便利グッズ3選

ここからは、そんな老犬との暮らしのなかで、「実際に役立っているもの」を紹介します。
少しでも、これから老犬になっていく犬と暮らす方の参考になれば嬉しいです。

ペットカート:移動の負担を減らし、喜びを与える道具
これを動かすと「どこかに行く」と認識するのかふらふらながらも起き上がり喜んで近づいてきます。

Pet cart when stored
収納時
Front view of pet cart
正面
Side view of pet cart

ウェットフード:食べる喜びを取り戻す

ドライのご飯を食べなくなり柔らかいものに切替えたところよく食べるようになり一安心。ただ高いのでたまにはドライも食べてくれと思っています。

ROYAL CANIN

※こちらはAmazonでの取り扱いがないため楽天のみ表示しておきます。
購入の際は病院の承認番号が必要となります。

毛布・座布団:安全に、柔らかく、快適に
床でそのまま寝ることが増えてきたので床に毛布を敷くことで柔らかさを出しています。
よく頭をぶつけるので角や固いところに座布団を配置して頭を痛めることを防止しています。

dog room
座布団と毛布で怪我の防止

🧸 おわりに:頼れる道具が、心の支えになる

老犬との生活は体力的にも精神的にも大変ですが、こうしたグッズに助けられています。
最後の日が来るまで出来るだけの事はしてやろうと思っております。

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この記事を書いた人

愛知出身。2025年よりブログを開始。
ファイルが何かわからない状態からパソコンをはじめ、自作パソコン作成、スマホのOSの入れ替え、ノートパソコンの修理、プログラミングを経て、現在はひたすらブログ書いてます。
嫌いなものはめんどくさい人と過剰な広告

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